鉄分不足とめまいの関係と身体のメカニズム

男性に比べ女性に多い鉄分不足とめまいの関係は

  • 慢性的な疲労
  • 睡眠不足
  • 人間関係のトラブル
  • 食生活の乱れ
  • 運動不足

など様々な要因があります。

鉄分不足の女性に多いまめいの原因には自律神経の乱れがあります。

自律神経が乱れると女性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。すると血液を身体全体へと送り出す血圧の調節機能がうまくできずめまいを起こしてしまうのです。

自律神経の乱れの原因はストレスや過労で常に緊張していることが原因です。食事を抜いた無理なダイエットをしている女性や栄養バランスの悪い食事ばかりしている女性は鉄分が不足してしまいます。

鉄分は血液に含まれる赤血球になくてはならないものです。赤血球は酸素を体の隅々まで送り届ける役割をしています。しかし鉄分が不足すると赤血球がうまくつくられず血液が薄くなってしまいます。すると脳まで酸素が行き届かず脳が酸素不足になってしまいめまいを起こします。

このような症状を鉄欠乏性鉄分不足と言いますが、食生活を見直してビタミンCや葉酸を多く含む野菜や鉄分を多く含む食材を積極的に摂ることが必要です。

起立性低血圧の人は鉄分が不足しておらず血液に含まれる赤血球も一定量保たれていますが、血液を送り出すポンプの役割をする血圧が低いため、立ったままの状態だと脳へと送り届くことができず血液は下へ下へと運ばれてしまいます。

すると脳が酸素不足してしまいめまいや突然倒れるといった症状になってしまいます。

また低血圧の人は春から夏にかけ気温が高くなる時にめまいや立ちくらみといった症状が起きやすくなります。それは毛細血管が拡張し血圧が下がりやすくなるためです。脳鉄分不足は寝不足や生活習慣の乱れ、ストレスが溜め込みやすい人に多くみられます。