貧血とは「血がうすい事」じゃない

貧血予防の基礎知識

貧血予防を効果的にするためには、まず「貧血」自体をよく理解する必要があります。ちょっとむずかしい話にはなりますが、私が勉強したことをここに書いていこうと思います。

一般的な医学的な貧血の定義は…

【血液中のヘモグロビンの濃度や赤血球の数、赤血球容積率が基準値を下回った状態】とされています。

 

「ヘモグロビン」について

貧血の話題には必ず登場するヘモグロビン。
ヘモグロビンは酸素と結合する「ヘム」という物質と、たんぱく質「グロビン」が結合したものです。ヘモグロビンの仕事は、酸素を体の隅々に運び、不要な二酸化炭素を肺へ集めることです。
私たち成人の体内には、3~4gの鉄があるのですが、その70%近くはヘモグロビンに含まれています。鉄とヘモグロビンは切っても切れない関係で、鉄分が不足すると

→【ヘモグロビンが作れない】
→【酸素が身体の隅々に運べない】

そしてゆくゆくは様々な症状を引き起こすことになりかねません。

 

鉄分不足からの貧血を「鉄欠乏性貧血」といいます。

鉄欠乏性貧血は、貧血の90%以上を占めるといわれていることからも、貧血予防には「鉄分の充分な摂取が大切」だということがわかります。

女性の半数は貧血まで行かないまでも、鉄欠乏状態ともいわれています。また、若い女性に多く患者数は180万人にのぼるとも言われています。
ある資料では40代女性の17.2%が鉄欠乏性貧血だそうです。

原因はやはり、鉄の摂取不足が原因と考えられています。
女性は生理や妊娠、出産などで鉄分を失うことも多いうえに、過剰なダイエットによる栄養不足もあり、貧血になりやすいといえます。
貧血予防は、まずは日頃の食事対策で、鉄分を意識的に摂るようにすることからはじめましょう。